2006-01-09
私は、堺正章・夏目雅子の「西遊記」世代なので、それとの比較の趣で
これを観ることにした。
「ガンダーラ」のギターのフレーズなんかコピーしたっけな。
それにしても、月9に「西遊記」。香取慎吾を孫悟空に起用したのは、視聴率確保
であることはいうまでもないだろう。しかも、初回ゲストキムタクかよ。
ストーリーとしては、なんだか日テレ堺版と大同小異のような気がするが、
深津絵里の三蔵法師は、夏目雅子の中性的な三蔵法師と比べても、ちょっと
女性的過ぎる気がする。
テレビドラマなので、映画ほどの予算が取れるべくもなく、特撮が貧弱なのは
仕方ないところか。
しかし、以前の日テレ堺版はフィルム撮影、尚かつ日中国交正常化してそれほど
間もない時のものだったがために、中国ロケも全面協力といったところで、
とてもスケール感があったと思う。
その点で、今回は一段落ちるような気がする。
金斗雲がスノボ(スケボ)のようなのは、時代を反映して面白いところだった。
「人を信じること」がテーマなのは、日テレ堺版と同趣旨。
ストーリーはどうのこうの言及するドラマではないとみた。
慎吾悟空と女性的に描いている深津三蔵の師弟愛を超えた愛情をテーマとするか?
それにしても、月9に「西遊記」を持ってきたチャレンジ・スピリットと共に
深津絵里のスキンヘッドにしてまでの(スマスマ観ている限りそうは見えないが)
役作りは評価したい。
「なまか」は東八郎かギャグか?
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