「女王の教室」最終話
2005-09-19


禺画像]あー、遂に終了してしまいました。女王の教室。
思えば「瑠璃の島」と同じ時間帯という理由だけで録画を予約していただけなのに、こんなにハマってしまうとは予想もしていませんでした。
当初から番組に対して批判が多く、加えてスポンサーからのクレームも追い打ちとなって、脚本が書き換えられたなど色々な憶測が飛んでいますが、ほぼ私の想像通りの最終話でした。概ね最終話はご都合主義、予定調和となって大半の視聴者は安堵=満足する訳ですので。 最後は怪しげな教頭(でもある意味この教頭のスタンスが実社会では標準的でしょう。)でさえ良い人化していたし。
児童や先生達が真矢の教育に対しての情熱と信念を知ることで、急速に良い先生化していったところは、全11話という限界とも思いますので、ここはまあ善しとしましょう。 しかし、やはり目的が手段を正当化してしまっている点は、諸手を挙げて誉められたものではありません。
けれど、まあ、目くじらを立てるというよりも、きちんとその目的を咀嚼した上でエンターテイメントとして観る範囲では、かなりの傑作かと思います。 特に親子で観る場合、真の目的の部分についての補完は必要ですね。 病床に伏した真矢自身「自分が素晴らしい教師なんて一度も思ったことはありません。」という言葉が一応の補完になってはいますけれどね。 それに後半は随分と説明的になっていたし。
真矢の家、凄いボロアパートでした。それと整然とした書物と児童の資料の山。この対比が凄いですね。 1日24時間中児童への教育に傾注していることを端的に表したかったのでしょうけれど、真矢の衣裳を収納するワードロープさえ無かったですね。寝具はどうしてんの?などとどうでも良いツッコミをついつい入れたくなります。

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